膝の痛みは年齢や日常生活の活動により原因が大きく異なります。
よくある例として・・・
①若年者のスポーツ活動での痛み
②中高年の日常生活での痛み
③年齢を問わず突発的なケガ
のように大まかに分けられます。
症状としては膝の痛みですが、真の原因は骨盤や太もも、足の関節にある場合も多いので、問診や検査でどこが悪いのかをしっかり探していくことが重要になります。
若年者のスポーツ活動での痛み
サッカー、バスケット、テニスなど素早い切り返しやジャンプが多いスポーツでの外傷。
陸上、卓球、自転車など小さな力が繰り返しかかり痛みが少しずつ悪化する障害。
スポーツ活動で膝を痛めるのはこの2パターンが多いです。
お子さんの膝を見て下さい。お皿の上下に熱感や腫れがある場合は炎症を起こしている可能性が高いので要注意。今すぐご相談ください。
よく見ても膝に腫れや熱感が見られず、特定の動作で痛んだり、疲れてくると痛みが強くなってくるタイプは骨盤や足関節の異常、太ももの筋肉の過緊張の影響を受けている痛みが出ている場合があります。
中高年の日常生活での痛み
- イスから立ち上がろうとした時、
- 歩き始めようとした時、
- 座ろうとした時
このような動作を開始時にきりっと膝が痛むことはありませんか?
動作開始時の痛みは初期の変形性膝関節症の症状です。
50代から痛みを感じ始めて10年単位で少しずつ悪化していきます。
膝だけの問題であることは少なく、股関節、足関節の影響を受けて悪化します。誤った生活習慣や運動法、靴選びも原因になっていることが多いので、生活状況をよく聞いて治療を進めていく必要があります。
年齢を問わず突発的なケガ
スポーツでの接触プレーに絡む転倒、交通事故による大きな外力、自転車の転倒などによって起こります。
骨折の疑いがある場合は整形外科で画像診断を受けるのが第一選択。急性期が過ぎても痛みがなかなか引かない時や、関節が固くなってうまく動かせない時はご相談ください。
ギプスや固定を長期間した後は患部が治っても神経痛のような痛みが続くこともよくあります。
お電話ありがとうございます、
御許町はり灸整骨院でございます。